鋼管・型鋼STEEL PIPE・MOLD STEEL

二相鋼ステンレスパイプについて

※JIS規格SUS821L1相当NSSC2120
※JIS規格SUS323L相当S32304

従来のSUS304とどこが違うのか?

二相ステンレス鋼は、オーステナイト系のステンレス鋼の代表であるSUS304(18-8)のCr量を増やし、Ni量を減らすことで、金属組織をオーステナイトとフェライトがほぼ半々の二相混合としたステンレス鋼です。二層ではありません。 Cr量やNi量を変化させ、さらにMoなどの耐食性向上元素を添加した多種類が有り目的に応じて選択が可能です。 オーステナイト系ステンレスと比較して耐応力腐食割れ性に優れています。

それらの中で、SUS304の耐食性レベルが同じような物に二相鋼ステンレスNSSC2120があり、SUS316Lと耐食性レベルが同じような物に二相鋼ステンレスS32304が有ります。 二相ステンレス鋼はオーステナイトとフェライトがMixされた非常に細かい組織となっているので高い強度を有しています。そのため板厚を薄く設定することが可能となります。

従来よりSUS304同等レベルの二相鋼としてS32101がありましたが、大入熱溶接が可能になるように製造メーカーが独自に開発したのが二相鋼ステンレスNSSC2120です。 高強度化によって板厚を薄くすることが可能となり、それによって鋼材使用量の減少と軽量化が可能となります。

また、耐摩耗性に優れるという特長も有しており、部品の取り替え期間や延長やメンテナンスの軽減につながる可能性があります。

閉じる

二相鋼ステンレス2120とSUS329J4Lとの違いについて

SUS329J4Lは、SUS304やSUS316LよりもCr量やMo量が高いため耐食性に優れております。
CrやMoといった合金元素量が多いため素材としての価格は高くなります。
SUS329J4Lは、SUS304やSUS316LよりもCr量やMo量が高いため耐食性に優れております。
SUS329J4Lの冷延鋼板は0.8mmから、熱延鋼板は4.0mmからです。
高耐食性を活かして貯水タンク、貯水槽に使用されています。(SUS316Lでは持たない環境があります)

NSSC2120は素材としては、冷延鋼板は0.5mmから、熱延鋼板は4.0mmからです。
SUS304同等以上の耐食性を有しており、強度が高いため薄肉軽量化が可能となり、溶接も可能です。

NSSC2120はSUS304が使用される環境での使用が可能であり、SUS329J4LはSUS316Lを超える環境で 使われますので、使用範囲や用途が異なります。

NSSC2120、S32304もSUS329J4Lも二相ステンレス鋼です。

閉じる

二相系ステンレス鋼管の価格・納期について

現在は、在庫をしていませんので、ご要望のサイズと数量を連絡頂ければ後日回答します。

閉じる

二相鋼ステンレス鋼管とSUS304のパイプとの強度比較について

板のカタログの中の数値とパイプになったときの数値が同じではなく使用用途により変わりますので、お客様の所でテストをお願いします。

閉じる

二相鋼ステンレス溶接鋼管は磁性はありますか?

磁性はあります。(組織を構成しているフェライト相に磁性があるためです。)
SUS304でも加工の度合いによれば磁性が発生します。

閉じる

二相鋼ステンレスとSUS304との機械的性質と成分の比較について

カタログ等を参考にして下さい。

閉じる

溶接棒について

専用の溶接棒がありますので使用して下さい。
(パンフレット--NSSC二相鋼シリーズのP15参照して下さい。)

閉じる

二相系ステンレス溶接鋼管の穴開け加工・切断加工・曲げ加工について

穴開け加工・切断加工は、SUS304と同程度です。
曲げ加工は、曲げの業者さんと相談して下さい。

閉じる

二相鋼ステンレス溶接鋼管の製品の研磨性について

SUS304より少し研磨時間が掛かりますが、研磨業者さんと相談して下さい。

閉じる

二相ステンレスパイプの寸法差について

現行のSUS304のパイプ公差と同じです。

閉じる

二相ステンレスパイプの耐食性は?

SUS304と同程度です。

閉じる

二相鋼ステンレス溶接鋼管のサンプルについて

現在、開発中ですので、有りませんがご要望のサイズと本数を御連絡頂ければ、回答致します。

閉じる

二相鋼ステンレス鋼管と異種金属との溶接・接触について

SUS304、430につきましては、支障有りません。
その他につきましては、ご連絡下さい。

閉じる

二相ステンレスパイプの熱処理は出来ますか?

特に熱処理を必要とされる方は、お問い合わせ下さい。

閉じる

SUS304との質量比較については?

SUS304=7.93kg
二相鋼2120=7.8kg

閉じる

二相鋼ステンレスのリサイクルについて

オーステナイト系やフェライト系と異なるのは、一定量のマンガンを含有していることです。
その為分別がきちんと行なう必要があります。一般的には二相鋼ステンレスのスクラップはSUS430より高い。全国的なリサイクル拠点を活用してリサイクル体制を築いています。

閉じる

ページ上部へ