鋼管・型鋼STEEL PIPE・MOLD STEEL

表面処理技術(BEP工法)

指紋・手垢が目だたない
表面処理技術(BEP工法)

BEP工法とは、電解研磨をベースとした新しくクリーンなステンレス表面を生成する工法です。

ARAYAのBEP工法の3つの自信

  • 耐食性 耐食性

    表面の不動態化被膜による耐食効果の向上!

  • 洗浄性 洗浄性

    他の研磨工法を凌駕する洗浄効果の向上!

  • 意匠性 意匠性

    マットで暖かみあるデザインで質感向上を演出!

【耐食性】BEP工法によりステンレスの耐食性が大幅に向上。

電解研磨により、ステンレスの成分であるクロムを、表面に多く露出させて、均一で強固な酸化被膜を形成し、耐食性を向上することができます。独自の電解研磨BEPを開発。耐食性を大幅に向上することが可能になりました。
錆びにくいとされるステンレスSUS304でも、非常に過酷な塩水噴霧試験では、錆を発生させてしまいますが、BEP加工品ではほとんど錆を発生させないことが、試験結果で実証されています。

また、圧延やプレス、絞り加工、機械切削、研磨などの工程では油が必要になります。ステンレス製品で、これらの工程が行われますと、その油は表面だけでなく、わずかではありますが、金属内部にまで押し込まれる場合もあります。押し込まれた油は脱脂洗浄では完全に取り除くことができません。
BEP工法では、ステンレス表面の20μ~30μを融解して加工変質層を取り除くので、油も一緒に取り除き完全な脱脂が可能となります。

中性塩水噴霧サイクル試験60サイクル 試験結果

【洗浄性】BEP工法は、洗浄性の高さが特徴です。

  • マジックインクを塗ってから、アルコールを含んだウェスで拭き取ってみましょう。

  • ※光沢仕上げのバフ研磨は、微細にみると研磨加工痕があり、その部分に汚れが入り込む場合があります。
    ※BEP加工の表面は、平滑性が高く汚れが入り込み難くくなります。

  • #400バフ研磨とBFP処理を比較
    BEP加工では、雑菌残りがバフ研磨と比べ約1/3に!
    BEPにより、高い洗浄性が実現しました。

【意匠性】BEP工法は、指紋の目立たない清涼感が特徴です。

  • 通常の電解研磨やバフ研磨では指紋や汚れが目立ちやすい。

  • 表面の微細な凹凸で光が乱反射し、指紋が目立ちにくくなります。

    電解研磨やバフ研磨に比べ、温かみのある質感です。

カタログダウンロード

ページ上部へ